535:生まれたばかりの地球

最近ではあまり質問されなくなったんだけど、
開業したころはよく
「ティアマットってどこから取ったの?」
って聞かれた。
まぁそりゃ確かにそうだ。
新店舗の屋号を聞きたくなるのはある意味普通だし、聞かれなさすぎるのも開業したものとしてはとても寂しい(笑)
つい最近面接した人から、ひっさしぶりに聞かれたのでひっさしぶりに説明をした。
今はpcや携帯でチャチャっと調べれば、語源や意味はいっくらでも出てくる時代。
そんなのもあって、最近は聞かれなくなったのかなー、とも思わなくもない。
そういえば、この話ってどこにも書いてないなぁ
今更って思ったので、ちょっとだけ書きたくなった。
んなワケで今日は、そんなおはなしです。
ただ私がこれから書くのは、開業当時の私が知りうる限りの情報で
もしかしたら、正しくは理解していないかもしれないんだけど
でも、その時の想いを大事にしたいから、もし違っている記述があってもそっとしておいて欲しい。
***
昔っから、自分の乗るモノ(二輪とか車とか)に
名前を付けて可愛がるところがあった。
んで、ティアマットってのは、次にハーレーを買ったら付けたいなーってそんな響の言葉だった。
ちなみにこの時は、ティアマットって言葉が何なのかは知らなかった。
(きっとどこかで耳にはしてたんだろうね)
ある日の深夜のNHK(だったと思う)で
昔々の地球のドキュメントっぽい番組がやってて
その昔、メソポタミア文明時代のシュメール人という天文学に優れた民族が、考えたとされる説で
古代の地球は、今の太陽系の惑星の軌道ではなく
隕石の衝突で飛ばされ、太陽の引力にひかれて今の軌道になったという風に考えたそうだ。
その【生まれたばかりの地球】にティアマットという名称をつけたらしい。


なんともその生まれたての地球という部分が、自分で初めようっていう私にはピンときた。
ンで、その番組の後半で
シュメール人の神話の話になって、神話の中でのティアマットは
神々の母という竜の化身ともあつかわれいて。
宗教は違えども、アダムとイヴのイヴにもあたる存在だったそうだ。
このイヴという部分も、女性を相手にすることの多い美容室の名称にしっくりきたのだった。
これが私の会社ティアマットの屋号の由来なのよね。
今ではこの屋号も、少しはこの赤坂に浸透したかなーって思うと、少しだけうれしい。
でも、ティアマットって検索すると

【こいつ実装当時、倒せる気がせんかったわ】
ゲームのキャラクターの方が、圧倒的に沢山出てくるってのは
スクエアだからしょうがない。許す!!
でもその名前使ったの、うちの方が先だからな!
その後、息子たちに竜の姿の時に倒されることになるんだけど
その倒れた場所が、チグリスユーフラテス川になったらしい。
なかなか壮大な話で、ロマンがあるよね。


【なるほど、川って倒れた竜って言われれば、そんな風にも見えるね】
特にそういう古代文明みたいなものが大好きなわけではないし
文献もロクに読まないし、今回これを書くにあたっても、特に何かを調べなおしたわけではないんだけど、
この手の話って好きなんだよなー。
こういう神話系の話って人によっては、きちんと正しく知識として補完させないと気が済まない人もいると思う。
本来なら多分そっちの方が正しいんでしょうけど、
私はロマンな話は自分の良いように解釈して、勝手にロマンを感じている方が好きなので
これでいいのだ。 うん
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