FC2ブログ

98:大洗のおばあちゃん

自分の両親は二人、どちらに似てます?


性格はともかくとして、やはり自分は親族のうち誰かと
似ているものです。


私は幼少の頃から、母親そっくりで
子供の頃は、母親に似てるねーって言われるのがイヤでした。
今ではもうすっかり諦めているので(実際に似てっからな)
気にならなくなったのですが、

そんな私の母親も思いっきり母親(私からしてみるとおばあちゃん)
にとてもよく似ています。

んで、当然の事ながら
私もおばあちゃんに似ている訳です。


obaachannto.jpg ←グアムでとったツーショット



今日のお話はそんな母方のおばぁちゃんのお話。

去年の【大洗のじぃさん】のお嫁さんにあたる、
大洗のおばあちゃん


元日赤の従軍看護婦を務めていたおばぁちゃんは、
自分にも他人にも節制を求め、時には厳しい人に見えました。

職人の親方の嫁でもある、おばぁちゃんは
常に親方のじいさんを立てる大和撫子な職人の妻だなー
って思わせる事の多い女性なのですが、

じいさんとの馴初めなんかをウッカリ聞いてしまと、
じいさんが出てくるまでに一時間以上かかる超大作で彼女中心の
美與子物語(みよこは、おばあちゃんの名前ね)を延々と語り始める、
お茶目な性格もあったりとか、

昔の乙女を思わせる、可愛らしい面も持ち合わせる女性でした。

   kanngohunobaachann.jpg
  (この頃のおばぁちゃんにも会ってみたかったなー)






この話も近いうちに書こうと思いますが、
私の母親方の従兄衆は4学年の中に6人が固まっていたのもあってか
従兄同志とは思えぬくらい仲がよく、


お盆の時期やお正月になると、大洗の徳蔵じぃさんの家にみんな集まり
普段はじぃさん夫婦二人の家が、4世帯大人8人子供6人の
イキナリ大家族スペシャルになってしまい
寝る時なんかは、もう雑魚寝の雑魚寝になってしまうくらい
二階の部屋すべてが布団になってしまうような光景でした。


そんな中私はおばあちゃんの布団にもぐり込み、
いつも一緒に寝てました。


そう。

私は親族みんなが認めるくらいのお婆ちゃんっ子。


顔も自分とよく似てるのもあってなのか、
おばぁちゃんもとても可愛がってくれた。


以前書いたブログのじぃさんのように、どこかへ連れて行ってくれる事は
あまりなかったけれども、
じぃさんとの昔話だったり、アロエを使った消毒の仕方だったりとか


普通の話に聞こえるのに、私の生活には全然ない普通。
でもなんだか暖かく聞こえる話を多く聞かせてくれた。


23年前じぃさんが他界してからは、おばあちゃんはずっと一人暮らしで


私が高校生になりオートバイの免許を取ってからは、
一人でおばあちゃんに会いに行くことも多かった。


ちなみにおばあちゃんはとんでもなく早寝早起きなので、
「いついつ行くよ!」って伝えとかないと、寝てしまうので
行く数日前にそちらへ行くことを電話で伝えておくと、

案の定、カレンダーには○○日に「蓮来る」って書いてあって
その日に向かって×印がしてあった。


楽しみにしてくれてるのがとっても嬉しかった。



私はおばぁちゃんが大好きだった。


2001年の5/2、その日は唐突に訪れた。
脳梗塞で倒れたのだ。

一人暮らしのおばぁちゃんを最初に発見したのは、
週のうち何度か来訪されるヤクルトの配達員だったそうだ。


私も含め親戚中に召集令がかかり
翌3日にはゴールデンウィークまっただ中と言う中
田舎の広い病院の個室に溢れるくらいの人が集まった。


最初の診断は、「いつ逝ってもおかしくないので」との事だった。


その後一応はその状態はすぐに脱し、
「もってあと半年だろう」と伝えられたのだった。



あれから8年と3か月

宣告された半年よりも遥かに長い時間をばぁさんは生き

今週の日曜に亡くなった。



叔母家族の献身的な看病があったからこそ、
彼女はこれほど長く生きる事ができたのだと思う。


私はたまにシャンプーをしに行ったりとかくらいしか孝行出来なかったけど
それでも8年間分多く、自分の近況報告をしに行くことができた。



少しでも長い時間を生きてくれてありがとう。

告別式が終わった後、喪主でもある叔父から
「お前おばあちゃんっ子だったもんな、一番辛かったんじゃないか?」
と、問われたけど


確かに通夜、式と進む間ずっとおばあちゃんの事を考えていたのは事実だけど
なんだかこういう時って、あれこれ思い出せないものだね。 

不思議だな



亡くなる2週間前に、私はおばあちゃんの髪を切った。
長く長くのびた、白く細い髪の毛をばっさり短く切った。


お通夜の数時間前に、シャンプーをして
顔そりと眉カットとアイブローをやってあげた。

私は記憶にないけれど、幼児の頃の私をお風呂に入れている
おばあちゃんの写真がある。


今日はその逆、私はこの日のシャンプーを一生忘れないからね。





23年前に先に亡くなった徳蔵じぃさんと今頃再会してるのかな。



お疲れ様おばぁちゃん。

いってらっしゃい。


ojiichanntobaachann.jpg
スポンサーサイト
プロフィール

仲野 蓮

Author:仲野 蓮
千代田線赤坂駅徒歩0分の美容室ティアマットTiamat)の社長であり、トップスタイリストでもある蓮(ハスではない、レンと読む)は、「ちょっとした」文でさえとっても長いのが特徴です。プロフィールはこちら

コラム:ティアマット社長 蓮が美容業界を語る こちらもよろしくお願いします。


最近ブログランキングなるものを始めました。
ちょこっと共感できるゼ!って思えたらクリックしてやってくださいな


こいつをクリックだ!

最近話題のフェイスブックをはじめてみました。
もし私と繋がってもいいよーって、ありがたい人は
コチラから申請お願いします。
もしくは【仲野蓮】で検索してくださいな。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる