FC2ブログ

279:お金は大事だよ。あった方がいい

メジャー表明をしている花巻東の今話題の大谷君。

もちろん私も注目していましたし、日ハムが指名した今、これからの動向が気になるところです。

しかし去年も言いましたが、日ハムの広報は本当に凄いと思う。
誰が主導させているのかが気になります。

         去年のドラフトを書いたブログ
          社長ぶろぐ226:良かったじゃないかは←コチラ 




ootanishimei3.jpg ootanishimei.jpg



各専門家が色んな分析をしてますね。
彼を評価する声も、その反対の意見も。

また、NPBの示すドラフトを蹴ってメジャーへ行って戻ってきた選手に対する、制裁の様な3年縛りに(大学以上なら2年)異論を唱える意見も聞く。

英語がどうこうとか、色々言われてるけど
今日はちょっと違った角度から、この話をしたいなーって思います。



『お金はあった方がいい』


かつて何度か紹介した事あるけど
修行時代、とんでもなくお金が無かった時代を過ごした私は心からそう思う。

   社長ぶろぐ:70【2円安い納豆】


野球という業界においてはアマチュアという場であっても、その上のプロ野球界においてもやることは同じ、即ち【野球】である。

(この場合におけるアマチュアという定義は、リトルリーグから実業団野球まで含む。)

つまり野球という世界においては、ある程度のルールやボールの違いはあれどもプレイするのは同じ【野球】であって、プロはそれで報酬を得るがそれ以外は同じという意味。



例えば全美容師平均年収286万円の、ただでさえ薄給私達の業界において、新卒者の月収が25万以上というのは、まず聞いた事がない。

それは美容のアマチュアである昼間部美容学生が習っているのは、『美容師国家試験の勉強』であって、【実戦サロンワーク】ではないからだ。

美容師の免許を持っている者が美容師なワケではない。
実戦サロンワークが出来るから美容師であり、髪職人なワケだ!


【美容師】が出来ない人材に(サロンワークにおける戦力という意味)高い報酬など出せるワケはないのだ!!
(グラマーだけが優秀な同時通訳に高報酬など出せないのと一緒)


ここに新卒時から高報酬を貰う事が不可能とい実状があり
その理由としてアマチュア時代での活躍というのが、ほぼ皆無というのある。

例外として、サロンワークをこなしつつ、夜間や通信の美容学校へ通う者の方が昼間部新卒者より報酬待遇が共に高かったりする。

でもそれはアマチュアとしてでも【美容師】がやれているから当然の成果である。



ではプロ野球の世界はどうか?
私達の業界とは決定的に違うのが、アマチュア確固として存在し、そこでの実績がプロへの報酬へ大きく加味される部分だ。

契約金ももちろん、こういっては失礼かもしれないがドラフト下位1年目の選手でも、500万近くは貰えるワケだ。

つまりどう頑張っても、スタートは低すぎる報酬からしか始められない私達の業界とは大きく違うのだ!



プロ野球選手というのは、『野球を業とする職業である。』ついでに言えば選手は各自個人事業主だ。

誰でも自分の仕事に対する報酬や待遇というのは、良い方がイイに決まっているよね。
だってそれなりに実績を踏んできたんだからさ。



さてさて、メジャーリーグをざっと紹介すると下の図の様な感じで段階が分かれてる。
mejormainer.jpg

レベル              給料(月ごと)

MLB(1軍)         最低$5万/月
AAA(2軍)            $2,150/月
AA(3軍)             $1,500/月
A+(4軍)             $1,250/月
A-(5軍)             $1,100/月
ショートシーズンA(6軍)    $850/月
ルーキーリーグ(7軍)      $850/月
ルーキーリーグ(8軍)      $850/月


ヤンキースやレンジャーズの様なメジャーリーガー達は、月5万ドルの報酬が最低でも約束されてる。
単純に現在1ドルが役80円だとして400万円以上の月収、これは確かに凄い!!

ついつい上の方に目が行っちゃうけど、でもそのメジャー一つ手前のAAAはどうか?


私の資料では2150ドルの月収となっており、日本円にして実に20万弱の報酬である。

ついでに言うと、マイナーの報酬ってのは6カ月単位で支払われるのが普通であり、実際の生活はかなり困窮しそうである。



日本のプロ野球は俗に言うレギュラークラスの一軍があって、
その下に一軍と入れ替われる立場の二軍があり、さらに育成枠というのが一つのチームの中に位置づけられているが

メジャーでは傘下のマイナーリーグは独立した団体になっているのも特徴の一つだ。

つまり同じチームの下であっても、待遇は全く別と言っても良いのだ!


マイナーリーグの待遇ってのは、私も知識としてしか知らない。
ルーキーの頃はそれこそ、オフの時間にバイトをしないとダメだとも聞く。

こう言っちゃなんだが、
ドラフト下位1年目二軍や育成枠の選手の方が待遇は随分マシに私は思える。プロ野球では育成枠の選手でも、AAA位の報酬は約束されてる。(育成枠の最低年棒は240万円)


『お金ばかりじゃないけど、お金は大事だよ。』


そしてメジャーとプロ野球と一番違っていると私が思うのが、一軍昇格までの距離。

日本のプロ野球では、最近ではなかなか高卒ルーキーで開幕戦からレギュラーというのは少なくなったが、実力さえ認められれば野手であっても、清原さんや松井君の様に4番を任されるチャンスはある。

kiyoharafwomu.jpg


投手であれば、現在であっても松坂君や田中マー君の様に、1年目からセンパツローテに抜擢される事もあったりする。

yokokoumatuzaka.jpg 20060821_39014.jpg




これに対してメジャーにおける高卒ルーキーは、年間で40試合出場できれば良い方であり
10段飛ばしに、いきなりAAAってのは絶対にない。

一般的には4年以上は昇格に時間を取る方針で、これがメジャーリーグにおける高卒ルーキーの宿命なのだ。


移動手段がバスのみで長距離移動は本当にキツい
トレーニングする環境が劣悪である。などなど

お金が無い以外にも、マイナーリーガーの大変だという実情は現実として存在する。


厳しい下済み期間が最低でも4,5年は耐えなければならない。


どうだろう?

大谷君ほどの実力を評価されている将来有望な選手が、無理してでも通らなきゃイケナイ道だろうか??



一流選手と自分なんかを比べちゃうのは失礼かもしれないけど、
業界に入ったばかりの頃から、一人前技術者になりある程度の顧客が付くまでの期間

『お金が無いから派生した色んな苦労がそれはそれは沢山あった。』


やっぱり【時間とお金は少しでいいから余裕があったほうが良い。】

これまでの人生で痛感している事だ。


お金で買えるモノも多い。
ある意味時間もお金で買えるとも言える。


これは事実だ!



今現在親の保護下でイメージしている【辛くキツイ生活】は、お金と時間が無いのを経験していない人には絶対に分からない。

もちろん大谷君がそれを突破出来ないって言っている訳じゃあないんだ


私が言いたいのは
日本で他の選手よりも良い待遇が貰える資格があるのだから、そこでキチンと下済みをして改めてチャレンジする方が最終的に成功の可能性は絶対に高い!ってコト


選ばれし実力のある人材はそれを選択出来る権利があるのだ!
多くの人間はそれを望んでも手に出来ない環境。

それを得られるだけの実力を認められているのなら、私はまずそちらから入りいずれはメジャー、という道を進む方が最終的に近道になるし、より高みへ行けるのではないか?


そんな風に考える。


皆さんはどうだろうか?



major-episode-116-english-subbed.jpg


『もちろん彼みたく生きれたら最高だと思うよ』


←同調できる人はクリックだ!
スポンサーサイト



プロフィール

仲野 蓮

Author:仲野 蓮
千代田線赤坂駅徒歩0分の美容室ティアマットTiamat)の社長であり、トップスタイリストでもある蓮(ハスではない、レンと読む)は、「ちょっとした」文でさえとっても長いのが特徴です。プロフィールはこちら

コラム:ティアマット社長 蓮が美容業界を語る こちらもよろしくお願いします。


最近ブログランキングなるものを始めました。
ちょこっと共感できるゼ!って思えたらクリックしてやってくださいな


こいつをクリックだ!

最近話題のフェイスブックをはじめてみました。
もし私と繋がってもいいよーって、ありがたい人は
コチラから申請お願いします。
もしくは【仲野蓮】で検索してくださいな。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる